これから株を始める方

株を買ったら、とにかくストップを置こう!【投資を長く続けるために】

なぜ株を買ったらストップを置かなければならないのか?

こんにちは!SCUTです。

今回は、ストップ(逆指値)を置く!ということをテーマに書いていこうと思います。よろしければ、読んでくださいね!

逆指値注文とは

逆指値注文とは、もし株価が下がったときにあなたが設定した価格になれば自動的に売買を行ってくれる機能です。日中働いていて場を見れないサラリーマンには、とても便利な機能なのですね。

このブログでは、中長期の買いから入りますので。「買い」についての逆指値を説明しますね!

例えば、あなたが1000円の株を買ったとします。テンバガー狙いだから目標株価は10000円ですよね。夢がありますね~(笑)

でもお伝えしているように株式投資にはリスクがあります。当たり前のことですが、買った株がその後上がり続けるということは100%ではないわけです。

ですから、株を買ったら自分はここまでのリスクは許容できる!ということをあらかじめ決めておかなければなりません。

たとえば、20%のリスクまで取れる!と自分が思ったら、

1000円×20%=200円ですから

1000円ー200円=800円 この800円に逆指値注文を入れておくのです。

逆指値注文のことをストップ注文とも言います。このタイトルにある「ストップを置く」とは「逆指値をいれる」という意味になります。

「逆」という文字が付いているので、反対だということはわかりますよね。

通常の注文は「指値注文」もし1200円で利益を確定したいのであれば、1200円に注文を入れておくとその価格になれば仕事中でも売れている!というシステム。この逆だから「逆指値」と呼ばれています。

逆指値注文で気を付けることは、トリガー価格と注文価格の2つがあるということです。

トリガー価格・・・この値段になったらという価格

注文価格 ・・・ 売買する価格

例えば、800円であなたが売りたいとします。1000円で買った株が下がってきている状況ですね。

ここで800円で売るためにトリガー価格を810円逆指値価格を800円と設定しておくと株価が810円を付けた後に更に下落すれば800円で自動的に売れるということになります。

初心者の方が気を付けないといけないのは、逆指値を入れたら絶対にその価格で売れると勘違いしてしまうことです。

例えば、その株に悪材料が出て急落が起こってしまうようなケース。こういう時は、売り注文が殺到するので、自分が800円で売りたいと思っていてもその下の価格でしか買い注文がない!ということが起こります。

逆指値を設定しているから安心していたら売れていなかった!株式残高を見てマイナスの多さにビックリ!というのは、初心者あるあるで起こりやすいミスなのですね。

もちろん私も経験があります(笑)ですから知らなかった方は、気を付けてくださいね!

これを回避する方法は、トリガー価格を800円に設定し注文価格を「成行」にすることです。

こうすることで、株価が800円に下落して値段が付いた後の価格で売れることになります。もしかすると790円や780円など希望よりも下の価格になってしまうかもしれませんが、確実に売れます

海外への出長や旅行など株のことを忘れて行動したいときもありますよね。そういう時は、逆指値成り行き注文を設定しておくと安心です。

人は心が弱い

もしかすると、あなたはそんなことないかもしれません。

でも私は心が弱い人間なのですね。初めから決めておかないとロスカットできないのです。

テンバガーを夢見てその株を買っているからですね、自分の考えを正当化するというか、買った株に対して思い入れが出てくるというか、愛着が出てくるというか、なんかそんな感じになっていくのです。

これが短期のトレードだったらそんなことないのですけどね。長く保有していると多くの人がそんな感覚になってくると思います。

そうなるとですね、10000円になると思って買った1000円の株が800円になったときに200円の損を受け入れることがなかなかできないのです。 

「もしかすると、ここが底値でこの後思っていた通りに上昇するかもしれない!」「そうなったら、せっかく自分の考えが正しかったのにテンバガーを逃すことになる!」とこう思ってしまうのです。

ですから、この価格になったらそれは自分の見通しが間違っていたのだからあきらめる!そしてロスカットをすることが大切なのですね。

逆指値を入れておかないと、「あと少し我慢」「もう少し我慢」となってズルズルと損失が拡大してしまうことが起こります。私もほんとに痛い目にあっています。

お恥ずかしいことに逆指値を設定していたのに、解除して大損したこともあります・・・

ですから自分の心の弱さに負けないために(負けているのですが・・・)ストップを必ず置くことが大切だと考えています。

ストップを置かずに損失拡大するケース

やってはダメ!な取引パターン

やってはダメな取引パターン。

それは株価が下がった後に方針を変えて時間軸を伸ばす。これなのです。

心の弱い私が大得意のパターンです(笑)どういうことか説明しますね!

例えば、デイトレードを行っていたとします。1000円の株を買いました。デイトレードですから5%も上がればとてもうれしい利益となります。目標は1050円です。 

でも残念ながら14時が回っても目標の株価になりそうになりません、それどころか950円になっています。

通常ならば、デイトレードでのストップ価格を設定して売却、もしくは大引けまでに売却しないといけません。でも、こんな気持ちになってきます。

「この株は将来絶対に上がる材料があるのにな~」「今売ったら逆に5%の損だ」「おかしい、そんなはずはない」「今日はたまたま地合いが悪くて下げているだけで明日はたぶん上がるはず!」

こうして翌日に持ち越してしまうのです。

これでデイトレード→短期スイングトレードへの方針転換完成です。

翌日以降も株価はそれほど上がりません。買った1000円を挟んで上下に行ったり来たり。でも、この株は上がる!と思っていますからなかなか売れなくなります。もしかすると明日上がるかもしれないのですから。

10日ほど経つと株価は1050円になりました。デイトレで始めた時の目標価格です。でもこの時点では10日も所有しているので、5%の利益では物足りなく感じてしまいます。引き続きホールドです。

それから2週間たつと日経平均が下げて個別株もほとんどが下げ基調になります。買った株は900円です。もう1か月近くホールドしていますから、10%程度の利益を欲しがる体になっています

日経平均は、さらに下げます。株価は800円です。もうこうなると腹をくくってホールドです。

これで短期スイング→中期スイングへの方針転換完成

と、このようになってしまうのです。いわゆる塩漬け株の出来上がりパターンですね。

こうなると当初想定していなかった200円の含み損を抱えることになります。たった50円のロスを受けれられなかったために200円の損を抱えてしまうのですね。

さらに○○ショック!などが市場に襲ってきたらもう最悪です。500円の含み損。700円の含み損。ということも起こるのです。

ですから時間軸を伸ばす取引はNGだ!ということを覚えていてくださいね。時間軸が短くなる逆はOKですよね。

つまり3年間はホールドを覚悟していたけど、想定以上に株価が速く上がって1年で売却。こんなケースです。時間軸を短くしていく取引がこのブログで目標とする手法なのです。

   

時間軸ごとのチャートで考える

今から4つのチャートをお見せします。

あなたが買うとしたらどのチャートの株を選びますか?

もうお気づきの方も多いと思いますが、これは同じ銘柄のチャートです。

分足、日足、週足、月足の順番に並んでいます。

4番のチャートなら買ってもいいかも!と思いませんでしたか?でも1番や2番のチャートだとあまり買いたくありませんよね。

このようにどの程度の期間をもってその株に向き合うのかによって、買うタイミングも戦略も全く変わってくるのですね。

とにかく短い時間から入ったのに途中で方針転換するとろくなことはありません。 

これから株を始める方は、これだけは覚えておいてくださいね!私も自分にいつも言い聞かせています。

今回のまとめ

株を買ったら必ずストップ(逆指値)を置くという習慣は大切です。

特に日中取引の場にいない我々兼業投資家は、ストップを置くことでリスクを抑えることが出来ます。

相場では予期せぬ出来事が起こります。未来は誰にも予想できないので、自分の見立て通りに買った株が上昇してくれるとは限りません。 

投資のスタイルは人それぞれ。期間や金額、ロスカットの共用範囲とみんな違います。

自分で決めたルールを守るためにストップ価格を設定するということは、長く株式取引を行うための最重要事項だと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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