目次
前回のお話し
前回までは、570円で買った株が1400円近くまで行き、その後1000円まで下落。
その付近でお落ち着いて少し安心感が出てきたら700円まで更に落ちたところまでお話ししました。
今回は、2015年9月から11月までのアートスパークホールディングスの株価の動きと当時の心理状況を振り返っていきたいと思います。
もしよろしければ、読んでくださいね!
※ちなみに、これは私の過去の取引です。決して現時点での買いをお勧めしているわけではありません。
株価の動き 2015年9月~11月
今回は、図の矢印の期間9月から11月までなのですが、
はい。もう見て頂けるとおわかりですね。
長期移動平均線(赤いライン)の上700円で踏みとどまっていた株価が、これも割ってしまうのです。
1400円が700円になって気持ちは、含み益があるのに半分になったと損した気持ち。
でもまだ長期移動平均がサポートとなって移動平均の間からの反発再上昇を信じている気持ち。
この2つの感情が入り混じった状態です。
なのに赤いラインもあっさりと割ってしまう。500円付近までの下落です。
これで一気に含み損。あれだけ順調に上がって2倍株はクリアしてもっともっと上だ!と思っていたのに含み損を抱えてしまうのです。
もう面白くありません。
あれだけ残高を毎日確認するのが楽しかったのに・・・
これがもし数か月の短期スイングトレードで入っていたらもうギブアップだったと思います。
でも、中長期投資で入っていますから最低3年は覚悟のホールドです。
ですから売らずに踏みとどまることが出来ました。
半分利確のルールは破っていましたが、4分の1を2倍になったときに利確していたことも心理的に大きかったと思います。
これがふるい落とし?
材料がある株というのは、大口の投資家が入っているケースが多いですよね。
500円付近まで下落した株価は、1週間でまた700円付近まで急速に戻したのです。(下ひげが確認できますよね)
こうして振り返りながら復習すると株は、エントリーするタイミングが本当に重要だということを改めて思います。
1000円付近のヨコヨコで初めて買っていたら、この下落で売らされていたと思います。
これが、ふるい落としというやつなのでしょうか?この部分が絶対にそうとはいえませんが、その後の株価の上昇を見るとその可能性が高いと思います。
あ、当時はそんな冷静じゃないですよ!
もう「あ~あ、売っとけばよかった・・・」「そして買い戻せばよかった・・・」のタラレバ星人です(笑)
再び赤いラインを超えたところくらいからは、冷静になってきました。
「なるほど、大口はそう来るのか。」「ということは化ける可能性が高いな!」と。
それでも株価は、移動平均線に沿った横の動きが続きます。まだまだ疑心暗鬼の日々です。
でもようやく移動平均線の上に出て大陽線を形成。1000円を回復します。
これでまたちょっと心が落ち着いてきたのでした。