約2年に渡り持ち続けたアートスパークHD。待ちに待ったZMPの上場発表が行われました。当然株価は急上昇。
しかし、材料出尽くしの売りで長い上髭をつけます。ここでも下手くそな私は売却せずホールド。上場日までのもう一段の上げを期待して持ち続けたのでした。
今回は、その続きです。もし宜しければ読んでくださいね!
※ちなみに、これは私の過去の取引です。決して現時点での買いをお勧めしているわけではありません。
株価の動き 2016年11月~12月
たしか12月中旬が上場予定だったと記憶しています。
上場発表後の下落もポジティブに捉え、ボーナスシーズンの個人の買いが必ず入ってくる。この上ひげを埋める動きが必ず出てくる!
前回の高値が3500円くらいだから、どこまで伸ばすのか?5000円?6000円?と妄想が膨らみます。
ところが、なんか株価の動きがおかしいのです。チャートの長い上ひげ陽線の次の週に大陰線が見えますよね。
この動きは、???でした。ちょっと下げすぎじゃないかと。そう感じていました。そこから株価はヨコヨコの動きに入ります。
12月に入っても上げていく雰囲気がありません。
でももうすぐZMPのブックビルディングが始まります。さすがにもうすぐ上がるだろう?でもおかしい!と思っていた矢先、悲劇が起こります。
ZMP上場中止!
IPO情報をまとめたサイトをチェックすることが当時の日課になっていたのですが、この文字が目に飛び込んできました。
何度も何度も画面を見返します。何が起こったか全く分かりません。
2年間持ち続けた結果がこの結末でした。
2016年11月末に顧客情報の流出が発覚し、ZMPが上場の延期を決定したという理由が分かったのは、12月8日の中止発表の後になってからでした。
証券会社の担当に電話しましたもんね。この時はさすがに。それくらいショックな出来事でした。
570円で買った株は、途中25%を2倍で売却した以外は、一切売っていませんでした。売買記録を見るとこの後大体1700円くらいで手じまいになっています。
今回の3500円のピーク。その1年前の3000円のピーク。この2年間に売るチャンスはいくらでもありました。
利益は出たのですが、損をした気分になって全くスッキリしなかったことを覚えています。
このへたくそな取引から私は、多くのことを学びました。
次回は、その辺をまとめてこのストーリーを終わりにしたいと思います。