これから株を始める方 中長期スイング投資

コロナショック後のFRB米連邦準備理事会の異次元緩和VS過去の金融史

コロナショック

コロナウイルスに端を発した今回の市場の大荒れ。のちにコロナショックと呼ばれるのか?は分かりませんが、歴史に残る暴落の一つになるのは、間違いなさそうですね。

ここ2~3年のチャートを見ていると、日経平均では24000円付近をなかなか明確に超えられない展開が続きました。

こういうチャートの動きをしているときに、何かネガティブな事が起こると暴落になるということは、過去のチャートを見るとよく分かりますよね。

そういう観点からすると、コロナは単なるトリガーだったのかもしれません。「コロナがなければ~」と中長期の成長を期待していた一人として、残念に思う気持ちは確かにあるのですが。

今回は、5月8日に発表される米雇用統計の前に、過去の金融史(長期チャート)を振り返りたいと思います。そうすることで、今後の自身の投資方針をクリアにすることにも、つながるかもしれません。

もし宜しければ、読んでみてくださいね!

長期チャートでの日経平均とNYダウの比較

まず、日経平均とNYダウの1970年以降のチャートをご覧いただけますか?

日経平均長期チャート
NYダウ長期チャート

こうして比較すると一目瞭然。NYダウはきれいな右肩上がりになっているのに対して、私たちの日経平均は残念ながらそうなっていません。

「バブル崩壊後の失われた10年」とか当時言われていたのですが、10年どころかアベノミクスが始まるまでを基準にすると”失われた20年”になっちゃいますよね。

当時(バブル崩壊10年後)、ある大学教授か評論家だったか忘れたのですが、日本株は30年は低迷すると言っていて、

「さすがにそこまでの低迷はないだろう~」と私は感じていたのですが、今になって見るとそんな感じになっています。その人の意見は、ごく少数派だったのですが。

ここ数年は日本株に投資するときに、指数に連動する銘柄よりも成長する分野に絞った銘柄選びで、トータルでは上手くいきました。(もちろん全ての銘柄で利益が出たわけではありません)

多分、アベノミクス以来約7年間、全体相場が上がっていたので、中期でもっていたら誰でも勝てる相場だったからだと思います。

でも、成長分野の銘柄でも全体の相場が崩れると、一気に巻き込まれて下落します。特に小型株は、ピークから2割~3割の値段にまで落ちることがあるので、本当に注意が必要ですよね。逆にそこで拾えると10バガーになったりするのですが

当たり前ですが、私は日本人なので日本株の情報が読めます。だから全体相場のおかげとはいえ、利益を出すことが出来たのかな~と思っています。

最近注目されているアメリカ株

上記のチャートを見て頂けるとお分かりのように、NYダウと日経平均を比較すると明らかにアメリカ株強いですよね。

チャートから見ても、経済のダイナミックさや動きから見ても、とても魅力的な市場ですよね。日本人としては、「日本株頑張れよ~」と残念な気持ちなのですが(笑)

私も「いつかアメリカ株やろうかな、やりたいな~」と思い続けてきました。

でも、やってこなかったのは、英語ができないから。

日本株の情報は、調べたら手に入れて理解することが出来るけれど、英語ではそれが出来ない。どうしても現地の微妙なニュアンスがわからない。

だから個別株は無理だと諦めていたのですね。中途半端に手を出すと大けがをするだけですから。


でも最近ツイッターで株の情報交換をしている方が大勢いらっしゃることを知って、他の方のブログで勉強すると「ETFならありかも」と思えるようになったのです。

ちなみに、参考にさせていただいている中で特におすすめなのが、こちら。

アメリアに駐在されていて、現地のリアルな声を日本語で感じる事が出来ますよ!昔では、考えられなかった。本当にありがたいです。

ツイッターとユーチューブに登録して、ぜひ情報収集と勉強をしてくださいね!

で、リーマンショック時にNYダウをはじめとしたアメリカ株がどのような動きをしたか下落率を調べてみました。

NYダウの長期チャート

NYダウリーマンショック時下落率

※トレードステーションで作成

リーマンショックと呼ばれる前後の高値から安値の下落率と底を打つまでの期間が上の図です。(正確性を期すために、ご自身でもチャートを調べてくださいね!)



アメリカ株に投資するときは、為替にも気を配らないといけませんよね。株価が上がった!と喜んでいても円高になったら為替差損が生じてしまいますもんね。ドル円の長期チャートも見てみましょう。

ドル円の長期チャート

ドル円リーマンショック時下落率

※トレードステーションで作成

ドル円のチャートから見られる特徴は、ご覧の通り「下落の期間が長い」ということがあげられますね!

資産が増えていくと、円資産だけもっているは、株式のポートフォリオと一緒でリスクがあるかもしれません。

でも日本をメインに暮らすなら?換金しないといけないときに、超円高だったら?

こういうことも考慮したうえで、外貨換算銘柄の投資は行っていきたいですね。「早く円だけ持っているのは危険だ~」と言えるようになってみたいものです(笑)

せっかくなんで、原油と金も見てみましょうか。

原油の長期チャート

原油リーマンショック時下落率

リーマンショック時の下落率を⇒今回の直近高値に当てはめてみると

61ドル×23%=14ドル くらいになるのですが、

原油コロナ時下落率1

https://chartpark.com/wti.html
原油コロナ時下落率2

https://nikkei225jp.com/oil/

こうしてみると2020年4月20日の数字が、いかに異常だったかが再確認できますね。

あと、リーマン時の原油の下落率が77%と群を抜いていることを知っておけば、今回の原油の大幅下落もシナリオの一つとして持っておけたかもしれません。

さすがに先物の指数がマイナスになるまでは、想像できないと思いますが😓

それと、底打ちまでの期間が約半年と一番短いのもチェック。やはり経済が動くときに一番必要なのは、原油だからでしょうか?

今後の備忘録として直近のチャートも貼っておきたいと思います。

金の長期チャート

金リーマンショック時下落率

https://chartpark.com/gold.html

金の長期チャートです。

金は、株価指数や原油とちょっと異なる動きをしていますね。ピークからの下落が、株や原油よりも遅れて(2008年3月)やってきています。

今後のNYダウの動きは?

ツイッターでのアンケート結果

ツイッターで株式投資をしている皆さんに、今後のダウの動きについてアンケートにご協力いただきました。

今後の株価指数の動きが中長期で見た時に、

  1. V字型の回復になるのか?
  2. U字型の回復になるのか?
  3. L字型の低迷になるのか?
  4. L字型からもう一段の下げになるのか?

この辺をアンケートでイメージしていたのですが、伝わりにくい部分もあったかもしれません。説明不足ですみません。

それでも、とても興味深いデータだと思いますので、是非参考にされてください。

今後の株価のリスク要因

今後の失業率

今後のNYダウの株価の動きを考えた時に一番リスクとなるのが、失業率だと思います。

アメリカ経済は、個人消費がDGPの約7割を占めるといわれていますよね。米国経済は、世界経済の20%を占めるのですから、アメリカの個人消費は、世界経済の14%を占めるという計算になります。

失業率が悪化すると、個人消費の減少につながるのですから、やはりここが一番のリスクだと感じています。

景気は「気」からとは、とはよく言ったもので、私たちも一旦財布のヒモが固くなると、なかなか物を買いませんよね。

日本では、バブル経済の前のようなハッキリと分かる好景気を、私たち一般庶民は感じにくい状況だと思いますが、それでもここ数年は、平均給与も上がり、失業率も最低レベルであったことを考えると、景気は良くてお金を使っていたのではないかな~と思っています。

5月8日に4月の米雇用統計の発表です。

事前の予想数値では、過去に見たこともない数字が出されています。マーケットが、その数字にどのように反応していくのか?数か月の推移を見極めないといけません。

雇用統計については、下記の記事をご覧くださいね!

米中貿易摩擦再燃

2018年からの株価低迷は、米中の貿易摩擦が主因だったことは、記憶に新しいですよね。

それが、ようやく解消されつつあって、2019年中盤からの回復が始まって2020年の年末年始は、とても良い雰囲気だったわけです。

で、このコロナです。また中国です・・・

あっ、話がそれそうですので、戻します😅

コロナ(武漢)ウイルスが、世界経済に与えた影響は、改めて言うまでもなく甚大です。

これから、アメリカを筆頭とした欧州各国からの補償問題に発展することは、自然の流れだと思います。

で、あの中国です。すんなり補償に応じると思えます~?

そうなると、再び米中貿易摩擦の再燃です。

これは、私の4月23日のツイッターなのですが、こんなことやってます!

貿易摩擦が再燃することを株価は、織り込んでいるのでしょうか?

コロナの再発

今の株価は、金融緩和と経済再開の期待で上がっていますよね。

そんなこと、なければいいのですが、ロックダウン解消後に再び感染が広まり・・・

ということになってしまったら、今度は打つ手があるのでしょうか。

経済低迷期間が数年続く間に欧州での経済危機

一番いやなパターンがこれです。

2020年3月に付けた安値をもう一度試す。または、もう少し下堀りする。その後、そのレベルで株価推移。

そこからの上昇となる前に、他の要因が加わって再下落。

こういう時に、欧州の金融危機が起こらなければ、と考えてしまいます。

今後の株価のプラス要因

今後のNYダウをはじめとした株価のプラス要因は、言うまでもなく前例のないFRB(米連邦準備理事会)の対応ですね。

何と禁じ手だった社債までFRBが購入することを決定して、それだけでは足りず更にジャンク債の購入まで認めたのですから。

まさになりふり構わぬ、「異次元の金融緩和」です。

金融危機を絶対に起こさせないという強烈なメッセージは、投資家に安心感を与え、3月以降の株価の急回復につながっています。

今回の記事のまとめ

今回の記事、「FRB米連邦準備理事会の異次元緩和VS過去の金融史」をまとめていきます。

これはまさに「歴史が繰り返されるのか?」「前例のない措置で新たな歴史が作られるのか?」のせめぎ合いだと思います。

未来は、分かりません。どういう風に株価が動くかは、誰にも分らないと思います。

だから一番大切なことは、どちらに転んでも大丈夫なようにシナリオを立てて準備をしておくことです。

そして、個人個人に応じた手法や選定銘柄、投資金額、これらすべてを包括したリスク管理を行うことだと思います。

相場は、自分の器以上には、儲けさせてくれないな~と最近感じています。大きな利益をあげたかったら、自分の器を広げるしかないなと。

もし、自分の器以上の投資をしていると、それはとても危険です。

リーマンショック前にインド株ファンドに投資していたことがあります。

「これから中国の次に来るのは、インドだ!」「人口動態を見ても長期で考えたら間違いない!」とポジション管理を徹底せずに勢いで投資しました。

思惑どおりに株価は上昇して、すぐに2倍になりました。でもその後が、あのリーマンショックです。株価は、ピークから3分の1以下になりました

そして、ポジション管理を怠っていたせいで、恥ずかしながら泣く泣く損切もしないといけない経験もしました。

ここで重要なのは、ロスカットをしたということが悪いのではありません。すべての取引で利益を出せる人はいないのですから。

最近では、あのバフェットでさえ見誤りをすぐに認めて、航空業界から撤退しましたよね。自分の投資判断など理由があっての長期投資からの撤退や損切はOK。

ダメなのは「それ以外の理由」で、長期投資だったのにロスカットしないといけないポジションを持ってしまっていたこと。ここにあります。

どんなに下がっても買い進めていく積立投資をしていくなら、長期的には、いつ投資をスタートしてもOKだと思います。でもスタートした直後から、含み損がずーっと続くのに投資を継続していくのは、相当のストレスに耐える覚悟を持たなければなりません

そして保有する現金とのバランスも考えていかないといけません。5年10年で考えた時に、今の給料が必ず得られる保証はありません。今と同じ収入が必ず得られる世の中では、日本もなくなってきているのですから。

アメリカでは、経営者寄りの法律のため、雇用解雇が行いやすいようですね。日本は、まだそうではありません。

でも、こんなことも考えてアメリカのETF投資をスタートしないといけないな~と

4月の雇用統計発表を前に考えを巡らせました。

ひ(1)どく(9)肉(29)高くなる世界恐慌😅

中学生の時に覚えた1929年の世界恐慌の年号。あのフレーズがふと頭によみがえりました。

そう考えると金融史はわずか100年。私が経験した株式投資はわずか20年。

今までに事例のないことが起こったとしても不思議ではありません。

イヤな数字からは、目を背けたくなるものですが、想像もしないような最悪のストーリーも少し頭に入れておきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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