目次
前回のお話し
前回は、2015年6月までの動きと心理状況を振り返っていきました。
今回は、その続き。
チャートでは、ヨコヨコが続いて短期の移動平均線(緑)にもうすぐタッチという場面ですね。
ここからの動き。皆さんはどう予想しますか?
もしよろしければ、読んでくださいね!
※ちなみに、これは私の過去の取引です。決して現時点での買いをお勧めしているわけではありません。
株価の動き 2015年6月~9月
2月中旬に1400円近くまで上昇した株価は、その後長い上ひげをつけて1000円付近まで下落。その後200円程度の値幅のボックスでヨコヨコの動きになります。
ボックスの動きは、5月までの約2か月。
この時の気持ちは、一旦落ち着いてきています。
最初は、1400円近くからの含み益の減少を引きずった気持ちになるのですが、1か月を過ぎるとその株価に慣れてくるのです。
皆さんも例えば日経平均などで同じような感覚になったことはありませんか?
短い期間で考えると日経の1000円の変化は大きなものに感じるものですが、しばらくするとその価格が当たり前の基準に感じませんか?
1000円まで下落したものの、そこで下げ止まりボックスとはいえ再び1200円程度をつける動きを見ることで安心するのですね。
それが2か月も続くとその株価に慣れてきます。
そして570円で買った株が、そのレベルで落ち着きをみせることに今度は安心感を覚えてくるようになるのです。
この時の気持ちは、ここが株価の新たな下値ラインだ!と思うようになってきていたと思います。
ヨコヨコの動きから短期移動平均線にぶつかって上にというイメージです。
1000円がサポートラインに
その後も6月までは、ヨコヨコを続けますが株の値幅が小さくなって出来高も少なくなってきます。でも1000円がサポートラインとなっているので、まだ安心しています。
よく株価の「心理的節目」という言葉を聞きますよね。1000円というのは、そういう価格なのでここはなかなか割らないだろう!という思いがホルダーの心理にあるのです。
でもついに1000円のラインを割ってしまいます。
心理的な株価の節目とはよく言ったものですね。図でも1000円を下回った後に大きめの陰線が見えますよね。
こうなるとまた気持ちが焦ってきます。
それでもまだ短期移動平均線がサポートになってくれる!という気持ちがあります。
売買記録をみるとこの時期に追加で新たな買いを行っています。
きっとここからの反発を期待したのでしょうね・・・
ところがこれもあっさり割り込むのです。この時の株価が900円程度。
また1400円で売っていたら・・・という気持ちが出てきます。
一方では、移動平均線の間から再び上昇に向かうのはよくあるパターンで、ここは押し目買いだ!というポジティブな気持ちも残っている状況です。
でも株価は長期移動平均線ラインまで下落。約700円。
こうなるとモヤモヤが大幅アップ!
①570円が700円→まだ利益が出ているという気持ち
②1400円での含み益が700円での含み益に減って損をしたという気持ち
①<②
圧倒的にこうなるのです。
このころは含み益があることを忘れて、1400円で買った株が700円になったような気持ちになっていたと思います。
次回は、またこの後の株価の動きと私の心理状況を書いていきます。
もしよろしければ過去のチャートですが、この後の動きを予想してみてくださいね!