目次
前回のお話し
前回は、2月中旬につけた高値、約1400円をようやく11月下旬に抜いてくれてうれしい~。高値更新は約1800円。
そこからまた下に株価は行ったけど、前回の下落を経験しているので気持ちはまずます落ち着いていた。というところまでお話ししました。
今回は、その続きから。もし宜しければ読んでみてくださいね!
※ちなみに、これは私の過去の取引です。決して現時点での買いをお勧めしているわけではありません。
株価の動き 2015年11月~2015年12月
株価は、2月につけた約1400円の高値を9か月の辛抱の後にピーク1800円を付けます。
これが11月中旬。でもそこから株価はまた下に行きます。
12月中旬に1200円まで落ちるのです。
1800円が1200円。約3分の2になるのですから、もちろん気分はあまりよくありません。
良くないのですが、570円→1400円→500円の流れをこの半年で経験してきたので、思ったよりも落ち着いているのですね。
なんか、「こんなもんかな~」っていう感覚になっているのです。
「こんなもんかな」というのは、中長期で株を持つということは、「こういう動きが当然ついてくるんだな~」という気持ち。表現するとこんな感じでしょうか。
そんな気持ちで過ごしていると株価は12月中旬からまた上昇を始めます。
ご覧のように1200円まで下に振らされたのが、下ひげのある陰線。
そこからの急上昇です。株価は一気に3000円近くまで駆け上がります!
もう含み益を見るのがうれしくてうれしくて仕方がない状態です。
売買履歴を見てみると・・・
もう皆さんお分かりですよね。
そうです。売っていません・・・
お恥ずかしいですが、本当にへたくそな取引なのです。
何なのでしょうね。もうテンバガーを狙うんだ!という気持ちが強すぎるのですよね。少しずつ利益確定!という頭が全くないのです。
この時の反省をもとに、利確の方法を学んだのですから良い勉強になったのかもしれませんが。。。
やっぱり、含み益が過去最高になって気分がMAX気持ち良いときに一部を利確しておく方がいいですね。
数字でルールを決めておくことが、もちろん一番重要なのですが、こういう経験の中で得た”感覚”や”直観”も結構大切だな~と最近は感じています。
その後のチャートをのせますね。
株価の動き 2015年12月~2016年4月
年末まで一気に3000円近くまで駆け上がった株価は、年明けから一気に下落します。
2月の中旬には、1300円くらいまで下落。
こうなるとまた「売っとけばよかった!」「なぜ売らなかったんだ!」「もったいないことをした!」と悔やむ毎日が始まるのですね。
本当に成長がありません・・・
ただ、それでも短期移動平均に支えられる形をキープしていることと、買値の570円からは2倍以上をキープ出来ていることで、何とか気持ちを落ち着かせている。
この時期の感情は、こんな感じだったと思います。
今になって冷静に考えれば、この動きは、分かりやすいですよね。
11月は12月IPOラッシュによる期待から上昇が始まったと考えられます。
そして、1800円から1200円までの下落は、ちょうど12月の中旬ですから、この下落は「12月中旬になってもZMPの上場発表がないことから、今年の上場がないという失望からの下落」。
そこから大納会に向けての盛り上がりは、全体相場の盛り上がり、いわゆる個人投資家の年末ラリーによる買い。
1月からの下落は、しばらくIPOがありませんよね。この時期は。
そのことによる売り。
そう。分かるのです。冷静に見ればわかるのです。
でもですね。実際に株を持っていると、
いつ上場発表があるかわからない!
その時に手放していたら今までのホールドしてきた努力が無駄になる!
こういう気持ちの方が強くなるのですね。売れないのです。
上場発表がなくても3000円近くまで上昇。上場発表があれば、その倍はいくのか?などと勝手に皮算用してしまう。
この時期は、こんな気持ちでした。
株価は、短期移動平均線から反発して2500円付近まで回復。そしてまた短期移動平均線をめざして下落という動きをしていきます。