
目次
前回のお話し
前回は、ひょっとしたらスカトルバットになるかも?と見つけたアートスパークHDを優柔不断な私が珍しく即決して購入したお話でした。
今回からは、その続き。当時のチャートを振り返りながら、当時どんな気持ちだったかを思い出し、これからの自身の取引の参考になるように綴っていきたいと思います。もし宜しければ、読んでくださいね!
※ちなみに、これは私の過去の取引です。決して現時点での買いをお勧めしているわけではありません。
即決で買えた時はうまくいく?
2014年12月に私はアートスパークHDを初めて買いました。
ちょうど図の☆マークの位置です。

アートスパークHDが自動運転技術で上場を目指しているZMPの株主であることを知って、エイ!と打診買いしたのでした。
この時は珍しくあったのですね。決断力が。
皆さんは、こんな風に思ったことはありませんか?
あの時買っていたらよかった・・・
やっぱり自分の思った通りにあそこから上昇してきた・・・
と。
私は、しょっちゅうです(笑)
あ、「しょっちゅう」って、もしかしたら方言ですか?意味わかります?
いつもいつも、という意味です。念のため。
時々、おもいっきり方言で書くこともありますので、意味が分からなかったらスミマセン!!
話を戻しますね。
でも、
「あの時買っておけば・・・」
「やっぱり思った通りだ・・・」というタラレバは、
投資やトレードには全く意味をなさないことですよね。
全ては結果論になってしまうのですから。
振りかえってみるとうまくいった取引というのは、この2つが出来ていた時だと思うのです。
1.しっかりと準備が出来ていた
2.決断してすぐに行動した
準備とは、その株について調べたり、チャートをみて動きを見たり、今後のシナリオを立ててこうなったら買って、こう動いたときはロスカットをして・・・みたいなことですよね。
今回のケースでは、不十分な点はあると思うのですが、自分のレベルでは出来ていたと思うのです。
3663アートスパークHD その後の株価の動き 2015年1月~

購入したのが570円くらいでしたから、2015年の年明けからの上昇で気分はもうウハウハです!
やっぱり思った通りだ!俺って才能あるんじゃない?と(アホですね~)もう調子に乗りまくりになるほど気持ちの良い上昇です。
特に買ってすぐに株価が予想した方向に動いたときは最高です。
中長期のホールドで含み損を覚悟して買っているからなおさらなんですよね。
チャートを見てもらったら分かると思いますが、最後の2本は大陽線。
でも長い上ひげをつけていますよね。
この時の心理状況は、上髭をつける前までは気持ち最高潮!調子に乗っています。
いつまでも上がり続けるような気持ちになっています。
そして、上ひげが長くなってくるとこういう風に思うのです。
「これはテンバガーを狙っているんだ、こんなところで売れないだろ!」
「弱気になってどうする!」
「こんなところで弱気になっていたら一生テンバガーなんでGETできないぞ!」
必死に自分を勇気づけます。
でもピークで1400円弱まで行っていますよね。
570円からですから普通に考えれば超大幅利益です。
それが1000円まで落ちてくると
「やっぱり一旦あそこで売っておけばよかったかな・・・」
「あそこで売って落ちてきたときに買い戻せばいいのに・・・」
などと絶対に出来もしないことを空想するのです。
最初のルールでは、2倍になったら半分売って後は高みの見物!というプランでしたが、心が思いっきり弱く、結局売ったのは4分の1程度でした。
ここから株価はどう動くと思いますか?
次回は、この続きをお話していきますね。